祇園巡りの巻

京都は私にとって第二の古里。
2004〜2005年の間、上賀茂神社の近くに住んでいました。
今日は祇園・大和大路通り古代裂屋巡りへ。
幕末や明治、大正時代の布を扱う『ちんぎれや』は京都に住んでた頃からお気に入りのお店。
『その布は南蛮船できました。』というような番頭さんのお話しを聞いていると
タイムスリップしたような気分になる。

今日は宵々々々山。
ちょうど祇園祭の鉾がたくさん組まれ始めていました。
それぞれの鉾には意味があり世界中の毛氈や布で装飾されている。
『函谷関/かんこほこ』では、16世紀にモンゴル、中国近辺で製織された絨毯。
17世紀の中東連花葉文様インド絨毯や手綴れや手織りのもの
弘法大師の書で装飾されている。
どこの店頭やお宅でも、祇園祭の際は、粽やお守りを玄関先へ掲げている。
町並みや生活はモダンになっても変わらない風習があり、
改めて日本の奥深い歴史をもっと知りたいと思う旅でした。

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